女囚７０１号さそり

1972年｜日本

裁きは私が殺（つけ）る！女囚さそりが体験する女子刑務所の凄まじい争い。恋人であった悪徳刑事に裏切られたその時から怨念の女と化したナミ。リンチ、集団暴行等が繰り広げられる中で復讐を果たすことが出来るのか!?「ビッグコミック」連載の人気劇画を映画化。梶芽衣子の名を一躍広めたシリーズ第1弾。【ストーリー】陽光が容赦なく照りつける炎天下、真っ赤に燃える陽に背を向け、黙々と穴掘りを続ける女囚たち。Ｙ県Ｙ刑務所。そこでは大勢の女囚たちが、所長の郷田や看守たちに過酷な労働を強いられていた。松島ナミが入所してきたのは数日前のこと。ナミには、麻薬取締りの刑事･杉見という恋人がいた。杉見は実は残忍な悪徳刑事であり、ナミを捜査の囮に使い、自分は麻薬の現場を押さえるとそれをネタに横浜のヤクザに寝返った。杉見の愛を信じていたナミにとってこの裏切りは許せるはずがなかった。ナミは杉見を刺すが殺すまでには至らず、罪を問われてこの女子刑務所に送られて来たのだった。復讐という執念だけに燃えるナミは、異様な存在であり、誰一人として近付こうとするものはいなかったが、同房の由起子だけは、ナミを姉のように慕っていた。そしてある日、この二人は脱出を企てるが...。【キャスト】松島ナミ：梶芽衣子木田由起子：渡辺やよい杉見次雄：夏八木勲郷田：渡辺文雄進藤梨恵：扇ひろ子【スタッフ】原作：篠原とおる監督：伊藤俊也脚本：神波史男／松田寛夫

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