シドニアの騎士

シドニアの騎士
  • シドニアの騎士

    シドニアの騎士

    キングレコード

    2014年|日本

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    対話不能の異生物・奇居子に破壊された太陽系。かろうじて生き残った人類の一部は、小惑星を船体とした巨大なる宇宙船シドニアで繁殖しながら宇宙を旅する道を選んだ。それから約1000年の時を経たシドニア出航紀元1009年。最下層部でひっそりと育てられた少年・谷風長道が、祖父の死を期に街へ出る。長道は人型巨大装甲・衛人の操縦士訓練学校に入学することになり、そこで初めて祖父以外の人間と触れあっていく。長道が初めて異性を意識する少女――星白閑長道の初めての友人となった男でも女でもない人間――科戸瀬イザナ長道の活躍に苛立ちを覚える少年――岐神海苔夫様々な訓練生たちと学校生活を送る中、ついに長道たちに初任務が下される。それは決して困難な任務ではないはずだった。しかし長道たちの前に突如、奇居子が出現。100年ぶりとなる脅威との遭遇に、人類は、長道は、何を選択するのか?人類の存亡をかけた戦いが今、始まる――。

  • エピソード

    • 第1話 初陣

      第1話 初陣

      謎の異生物・奇居子(ガウナ)によって太陽系を破壊され、わずかに生き残った人類は巨大な恒星間宇宙船シドニアでの旅を余儀なくされた。その出航から、約1000年――。シドニアの地下で祖父にひっそりと育てられた谷風長道(たにかぜ ながて)は、祖父の死後、食料が尽きたことで地上へ出ると、米泥棒の容疑で逮捕されてしまう。その後、ある理由で保護され、人型巨大装甲・衛人(モリト)の操縦士訓練学校に入学することになるのだが……。学校で待ち受けていたのは、初めて交流することになる祖父以外の人間たちだった。一方、時を同じくして、シドニアの前には奇居子が100年ぶりに姿を現そうとしていた。
      24分
    • 第2話 星空

      第2話 星空

      資源の採掘任務を命じられ、小惑星へ出撃した訓練生たち。任務は簡単なものであるはずだったが……突如、採掘地点に奇居子(ガウナ)が出現し、訓練生たちへ攻撃を仕掛けてきた。奇居子への唯一の対抗兵器・カビザシを持たず、為す術のない訓練生たち。艦長は、奇居子を少しでも遠ざけようと、シドニアに搭載された重質量砲の発射を命令する。
      24分
    • 第3話 栄光

      第3話 栄光

      シドニアのお祭り、重力祭りが佳境を迎える。赤井班のメンバーと岐神は衛人の模擬戦「重力杯」を勝ち抜き、長道と星白は縁日を楽しんでいた。それぞれが重力祭りを過ごす中、長道の存在が衛人操縦士たちに大きな影響を及ぼしはじめる。シドニア最強の赤井は長道の戦い方を参考にし、岐神は継衛を与えられた長道に嫉妬、イザナと纈はそんな長道に惹かれていった。一方、先に排擲した奇居子に対し、2日後、赤井班が出撃するという。長道は赤井たちから海水層へ誘われ、出撃前のひとときを過ごす。そして翌日、ついに奇居子との交戦が始まって……。
      24分
    • 第4話 選択

      第4話 選択

      赤井班に訪れた悲劇は船内に大きな衝撃をもたらした。小林艦長は再び重質量砲による奇居子の排擲を命令するが、奇居子は重質量砲を回避するだけでなく、シドニアに進路を向ける。小林艦長は奇居子との接触を阻止するため、シドニアの斜め加速による回避行動を選択。だが、緊急加速は船内の重力制御を奪い、居住区や訓練生たちに甚大な被害をもたらした。奇居子が再接近する中、長道たち4人の訓練生は漂流しているカビザシの回収に向かう。無事に回収が完了したかに思われた瞬間、奇居子は強力なヘイグス粒子砲を長道たちへ向けて発射する。長道たちの機体が大きく損傷し、絶体絶命の危機を迎えてしまう。
      24分
    • 第5話 漂流

      第5話 漂流

      奇居子の攻撃によって星白機が大破。星白は辛くも脱出するが、宇宙を漂流することになってしまう。星白を救いたい長道は司令部の命令に背き、一人星白の捜索に向かった。しばらくして星白の脱出ポッドを発見する長道だが、継衛のヘイグス粒子が尽き、2人はともに漂流生活を送ることに。閉ざされた空間の中で祖父・斎藤ヒロキの思い出を語る長道。2人の距離は少しずつ縮まっていくが、ついに水が底を突いてしまい……。一方、シドニアでも小林とヒ山ララァが、かつてヒロキとともに奇居子の討伐をした600年前のことを思い出していた。
      24分
    • 第6話 敬礼

      第6話 敬礼

      256機の衛人によって救出された長道と星白。シドニアへ戻ると、長道は英雄的な扱いを受けるまでに至り、岐神、星白、仄焔とともに正規操縦士に任命される。先の戦いでの活躍が大きく評価されたのだ。任命式では岐神と和解。4人は新たな仲間として掌位を組むのだった。一方、長道は自身の境遇に疑問を持ち始め、小林艦長に疑問をぶつけるが、艦長は「シドニアの騎士になってくれ」とだけ伝え、就任式の場から去っていくのだった。艦長のもとを去った長道は星白と海中浮遊槽を楽しみ、お互いの距離を縮めていくのだが……。シドニアの航路に新たな奇居子が出現し、出撃を余儀なくされてしまう。
      24分
    • 第7話 覚悟

      第7話 覚悟

      報道で星白の戦死を知った長道は、連結型奇居子との戦闘記録を閲覧しに行く……。長道、星白、岐神、仄焔の4名に与えられた任務は、12本の爆破杭を一斉に起爆し尾部を切断すること。ところが、岐神の謀略によって長道だけが先行して起爆し、尾部切断は失敗してしまう。戸惑う長道に、奇居子の胞手が襲いかかる。そんな彼を命と引き替えに救ったのは星白だったのだ……。すべてを思い出した長道は自室にこもってしまうが、ララァとイザナのはからいもあり、少しずつ覇気を取り戻していく。一方、司令部では司令補となった纈が最初の作戦を遂行しようとしていた。その作戦は、先の連結型奇居子との戦いで逃した本体が潜んでいると思われる惑星の破壊だった。
      24分
    • 第8話 不死

      第8話 不死

      対惑星誘導飛翔体によって奇居子潜伏の可能性があった惑星を破壊すると、星白機を模した奇居子3体が現れる。衛人操縦士たちは3班に分かれ、それぞれ1体ずつ奇居子と戦うことになった。奇居子が星白機の回線を使い星白の声で言葉を発することに戸惑いながらも、長道たち岐神班は星白を模した胞衣をぶら下げた1体を撃破。長道はその星白を模した胞衣の回収に向かう。一方、サマリ班も対峙した奇居子を撃破するが、中園班は全滅してしまう。中園班を全滅させた奇居子は他の2体よりも明らかに強力で、操縦士全員でかかっても追い詰めることができず、仄烽も犠牲となってしまう。だが、この戦いは奇居子の突然の逃走により終了した……。ララァは長道が毎回出撃させられることを不服に思い、小林艦長を問い詰める。そこには長道の出生にも関わる重大な秘密があった。
      24分
    • 第9話 眼差

      第9話 眼差

      エナ星白を保存する外宇宙生命体研究所、通称「外生研」。エナ星白の知性を確認するため、研究者・田寛ヌミが長道への反応を見る実験を行う。最初は胞手を伸ばすという反応を見せたエナ星白だが、実験を重ねるごとに長道の言葉に応答するような様子を見せはじめる。心を引かれた長道は、武功を立てる一方で出撃の合間に外生研へ通うことが日課になっていた。ヌミの実験が始まった頃と時期を同じくして、小林艦長は落合の本来の人格を覚醒させ、補助脳と呼ばれる記憶装置へアクセスする「降ろしの儀」を行っていた。それは、移住を希望する非武装主義者たちに与える惑星地球化技術を取り出すためだが、艦長には別の目的もあるようだった。
      24分
    • 第10話 決意

      第10話 決意

      基底湖に面した景勝地へ旅行することになった長道、イザナ、纈。気分転換のためにという纈だったが、本当の目的はある男が残したとされる研究施設の探索だった。男の名は落合。第四次奇居子防衛戦ののちに処刑された科学者だという。纈は研究施設の場所を突き止め、施設へ続く鍵を秘密裏に入手していた。長道とイザナを連れて施設のある基底湖の底へ向かうと、最上位船員しか立ち入りが許されない最厳重警備隔離施設に意図せず辿り着いてしまう。
      24分