早春
早春
1956年|日本
サラリーマンの正二(池部良)と妻・昌子(淡島千景)は共働きの夫婦。数年前に病気で子供を失って以来、倦怠期を迎えていた。そんななか、正二は毎日の通勤列車に乗り合わせる仲間のひとり、千代(岸惠子)と過ちを犯し、ふたりは深い関係になっていく。そのことに気づいた昌子は家を出てしまう・・・。「お茶漬の味」同様、夫婦の危機をテーマとし、また、過去に何度も描いてきたサラリーマンの悲哀もあいまって戦後の小津作品の中でもシリアスな内容となっている。
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